WPCが一部の産業界を越え、一般的に広まったきっかけが、ゴルフクラブと金属バットです。
チタン、アルミと金属は違いますが、どちらも表面硬度を上げることにより反発力を大幅にアップさせて、飛距離を伸ばしました。
金属バットは高野連で論争を巻き起こし、ゴルフクラブでは、多くのトッププロが使用し、雑誌で特集記事を設けるなど一大ムーブメントを引き起こしました。
ビッカーズ硬度測定(数値は硬さHV) | ||||||||||
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飛距離だけではなく方向性向上にも効果があります。
(逆に方向性が向上したから、安心して振りぬけてますます飛距離が伸びるとも言えますが…) 金属部品の熱処理後は普通、異状層と言われる硬くて脆い層が形成されていて、これがクラックや破壊の原因になっています。WPC処理は、この異状層を取り除き、圧縮残留応力を負荷するので、表面層は、じん性のある材質へと変化し、疲労硬度はもちろん、表面強度が飛躍的に向上します。 |
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例)SCM420H×400 |
WPC処理 | チタン、 メタルウッド |
アイアン (ステンレスに限ります) |
エンドユーザー価格 | ¥10,000 | ¥6,000 |